単身移住:家賃節約が直接効く
単身者の生活費の最大項目は家賃です。東京から地方政令市に移住した場合、家賃だけで月5〜8万円の節約になることが多く、食費や光熱費の差は比較的小さいため、全体では月5〜7万円程度の節約が見込めます。
ただし、地方では「1人1台の車」が必要になるケースが多く、車のコスト(月5〜7万円)が加わると節約効果が大きく減少します。結果的に「ほとんど変わらない」という単身移住者も少なくありません。
夫婦(2人)移住:家賃差額が最大化
2人世帯では、家賃の節約額は単身と変わらない(広さで選ぶため同じ節約幅)一方、食費・光熱費は2人分になります。車についても2台必要かどうかがポイントで:
• 2人とも徒歩・公共交通圏内で働けるなら:月7〜10万円の節約も可能
• 2台必要になるなら:車代で節約の多くが消える
夫婦の場合、移住先での通勤手段・職場選択が生活費に与える影響が特に大きいです。
ファミリー(子どもあり):教育・保育コストも変わる
子どもがいる世帯では、生活費だけでなく教育・保育コストも移住先によって変わります。
多くの地方自治体では:
• 保育料の無償化・軽減
• 医療費の無償化(年齢上限が高い自治体も)
• 給食費・教育費の補助
これらを合わせると、子ども1人あたり月2〜5万円の差になることもあります。ファミリー層には特に移住のメリットが大きい傾向があります。
一人親世帯:支援金は最大に
一人親世帯(ひとり親)に対しては、国の移住支援金に加え、多くの自治体が独自の支援策を設けています。くらしコンパスのシミュレーターでは「一人親」を世帯タイプとして選択でき、試算に反映されます。